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ワイヤロープ保守・点検

ご存知ですか?ワイヤロープは点検が必要です

ワイヤロープは、保守・点検が重要なんです!

ワイヤロープはあらゆる産業の設備、運搬及び荷役用として非常に幅広く使用され、必要欠くことの出来ないもので、重要な役割を担っています。ところが、ワイヤロープはいずれは取り替えるもので消耗品であるとの認識から、比較的雑に取扱われて、高価な設備を損傷したり、重大な人身事故につながる場合もあります。ワイヤロープを使用する場合は、正しい知識を持って管理することが必要です。 ワイヤロープ等に起因する労働災害事例を分析すると次の2つの原因に分類されることが報告されています。1つ目は、玉掛け用ワイヤロープの安全係数不足や 保管が適切でなく腐食が進行していたことなどで、主に玉掛け用ワイヤロープそのものに原因があるものです。2つ目は,玉掛けの方法が不適切であったことや 無資格者による玉掛け作業など玉掛け作業に原因があるものであります。 玉掛け用ワイヤロープを安全に使用するために、点検項目と廃棄基準について取り上げています。

ワイヤロープ本体部

点検項目 廃棄基準
断線数が下表のロープは破棄する。
ワイヤロープの構成 可視断線数
6×24 9
6×37 10
6×Fi(25) 5
6×Fi(29) 6
IWRCのものも同様の破棄基準とする。
点検項目 廃棄基準
摩耗によって、直径の減少が公称径の5%を超えるもの。
点検項目 廃棄基準
腐食によって,表線表面にピッチングが生じて,あばた状になったもの。 【参考】強度低下率、赤錆大:40~50%
点検項目 廃棄基準
局部的によりが詰まったり,戻ったりしているもの。 【参考】強度低下率キンクの程度により20~40%の低下を生じる。
点検項目 廃棄基準
(1)著しく表面がつぶれたもの。 (2)短径/長径が,2/3以下になったもの。
点検項目 廃棄基準
(1)著しく表面がつぶれたもの。 (2)短径/長径が,2/3以下になったもの。
点検項目 廃棄基準
著しい鋭角的な曲がりを生じたもの。
点検項目 廃棄基準
著しいきずを生じたもの。

アイ加工部

点検項目 廃棄基準
アイの頂点部で,著しく繊維心がはみ出したもの。
点検項目 廃棄基準
(1)アイ部分で,ストランドの緩みがあるもの。 (2)差し終わり部で,ストランドの抜けがあるもの。
点検項目 廃棄基準
局部止め部で,ロープの抜け出しがあるもの。
点検項目 廃棄基準
(1)スリーブに著しい曲がり,つぶれ,きずがあるもの。 (2)スリーブが摩耗して,元の厚みの2/3以下になったもの。 (3)スリーブにき裂があるもの。

万が一、点検項目に当てはまる場合は…

ワイヤロープの取替え・交換には専門の技術が必要です。 万が一、点検項目に該当した場合はワイヤロープに関する全ての業務に精通する株式会社KIMにご依頼ください。

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